何でもノオト

日々思ったことを綴っていきます。

B to B to Cモデルのサービスの勢力図が崩れようとしている

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いやぁ~素晴らしいサービスが出来たものですね。最近、EC業界に変化が起ころうとしています。個人的には、ここ1、2年後にはEC業界の勢力図が変わるんじゃないかなぁ~とさえ思っています。

 

その変化の主となりそうなのがSTORES.jp。

 

STORES.jpとは誰でもたったの2分でオンラインストアを開設できるオンラインサービス。

 

言わば、楽天市場の超簡易版B to B to Cモデルのサービス。昔は個人がEC作ろうもんなら、カートASPに頼るしかなかったわけですが、STORES.jpが出来た今、誰もがECを開設できるようになりました。

 

楽天市場で出店する場合、固定料金+売上に応じた従量料金で構成される。更に、もっと売れるようにと広告を出すよう、楽天の営業さんから電話の嵐…「売れるなら広告出そうかな」となれば莫大な広告費が発生します。その上、楽天市場内では販売しているモノが似ている競合相手との価格競争もあり薄利多売になり、売れてはいるが閉店していく店舗もあるほど。

 

楽天のモデルが最適とは限らないという現実がいまやってきているのです。

 

そんなB to B to Cモデルのサービスでもう1つBASEもございますが、STORES.jpの魅力的なサービスに驚いてしまいました。BASEも凄い勢いで店舗数増やしているんですが、僕はSTORES.jpの運営側への愛情が感じられるサービスがたまらなく感動しちゃったんです。

 

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説明不用の上記6つの運営サポートサービスですね。

 

こんな事、楽天市場ではやってくれません。もちろんBASEでもやっていません。

※BASEは今後行っていくかもしれませんが….。

 

もちろんECのフルフィルメントサービスをメインとしている企業でも、写真撮影や発送のサービスは他社に依頼しているところが多いですからね。なんと、それを全てSTORES.jpで行える上、無料で行ってくれるとは…これは素晴らしすぎるサービスです。ECに関わって10年以上経ちますが、こんなサービス出来ちゃったらカートASPいらないじゃん!って思っちゃいます。

 

でも、やっぱりデザイン的なところはそこまで融通が利くってわけでもなさそうなので、用意されてあるテンプレートの中から選ぶって事になりそうですが、サイトのレイアウト云々をカスタマイズ出来るようになれば、もう有名な企業もSTORES.jp使おうかな?ってなっちゃいますよ。企業向け公式STOREの導入をいち早く行うべきですね。

 

現在は個人と中小企業で店舗数が約3万店舗が集まってるとの事なので、もうそろそろプラットフォーム化するってところまで来てると思うんです。楽天市場の出店数が約4万店舗ですから…しかも、STORES.jpは既に月間50万UU、250万PVを獲得しているのであれば、次に考えるのはプラットフォーム化….そうなれば、現在のECの勢力図が変わる引き金になるんじゃないかとさえ思っています。

 

まだ6月ではありますが,STORES.jp,BASEとこの2つのB to B to Cサービスは今年もっとも伸びるであろう、そして注目すべきサービスかなと思っています。