Myspaceの復活劇とコンテンツを届けるプロモーションスキル
出典:http://qz.com/372725/the-digital-media-comeback-story-of-last-year-myspace/
このグラフは、2014年に急成長したデジタルメディア・サイトを示しています。月間ユニークユーザーが2000万人を超えるメディアサイトを対象に、昨年1年間で40%以上の高度成長を遂げた人気急上昇サイトだけをピックアップしています。
さっと見て、お分かりと思いますが、Myspaceが信じられない急成長を成し遂げているんです。数年前までSNSと言えば、FacebookではなくMyspaceでした。ただ、Facebookやtwitterの登場と共に忘れられてしまいました。
Myspaceの復活劇に上げられるのはコンテンツの充実です。Myspaceの原点ともいうべき音楽コンテンツを充実させ、若い音楽ファンが飛びついたようだ。そのコンテンツの中でもやはり動画が最も効果が高かったと言われています。
そして、ジャスティン・ティンバーレイクの資本参加、デザインのフルリニューアルなど、様々なことが考えられますが、やはり今の時代にあったコンテンツが集まり、そのコンテンツをユーザーに届ける事ができるようになったからではないでしょうか?
今ではメディアの市場は参入障壁が低いので、今後はコンテンツが溢れ、競争が激しくなりそうです。NPでのインタビュー記事で川上さんがこのような事を言われていました。
ネット時代の編集者で求められているものは、プロデュース能力ですよ。作家にプロデュース機能を提供できない人は、ネット時代に役に立たない。
如何に質の高いコンテンツを制作したとしても、それをユーザーに届ける術をしらなければ、メディアとしての価値はありません。
Webプロデューサーやディレクターであれば、ある程度のコンテンツを作る事が出来ると思いますが、今度はそのコンテンツをどのようにして届けるか?ここのスキルを磨かなければ生きていけない時代に突入したように思います。